在宅勤務が当たり前な世の中となってきましたが、まだ一定層残る「オフィスで仕事したい派」の方々。どちらかと言えば在宅派な筆者ですが、その主張がなんとなく分かる部分もあります。
というのもズバリその作業環境のクオリティ面の部分で、どうしても所属企業のオフィスと自宅のデスク周りとではお金のかかり方が違っていて、自宅がチープなものに感じてしまうからです。
筆者が特に強く感じるのはその椅子の座り心地の点で、自宅のチープな座椅子でずっと作業しているとこれまでオフィスでは全く感じることのなかった首・肩・腰の凝りや痛みが発生してきます。
仮にコロナ渦が落ち着いたとしても今後も在宅勤務が主流となってきた場合、このままではまずいと考え、少々値段が貼ってでも良い作業環境を構築する必要があると考え、座椅子購入を検討し始めました。
特にこだわりや知識がなかったため、逆に悩みに悩んだ結果オフィスで導入されているハーマンミラーのセイルチェアの全く同じものを買ってしまえば良いのではという結論に行きつき、買ってみました。
オフィスがシックなブラックのセイルチェアだったので、色だけでも買えてみようとホワイトを選んでみました。実はレッドカラーにも強く惹かれたのですが、部屋のトーンに合わないような気がして今回は見送り。結果としては良かったように思います。
やはりこれまであえて意識はしてきませんでしたが、比べるとハッキリと分かるその座り心地の差。
特にお気に入りの点はお尻の部分のモチモチ感と、背中を預けた時の吸い込まれるような感覚。
これでオフィスと同じ座椅子環境を手に入れ、尚更オフィスに出向いて作業する必要性が薄れてきました。
以下、まだ購入して数ヶ月しか経過していませんが、ここまでの使用感レビューを記載します。
耐久性について
さすがに天下の名ブランド「ハーマンミラー」なので、今のところ全く問題はありませんが、強いていうならば筆者はAmazonで購入したので保証云々が本当にしっかりと使えるのかが分かりません。
基本的には問題なく使えるのでしょうが、どうしても心配だという方は、ハーマンミラーの日本オフィシャル販売店である庄文堂が正規代理店として販売を行っているようなので、こちらから購入することでより安心かもしれません。
汚れについて
やはりアミアミの部分にホコリが溜まりやすい事は否めませんが、ホワイトを選んだおかげでブラックに比べると目立ちにくいですし、気が向いた時にささっと拭けばすぐにきれいになる程度なので、あまり気にしてはいません。
ホワイトですが、今のところ黄ばんでくるような現象も見られず、購入した当初の美しい白色のまま日々使えております。
もしこの辺り気になさるようであれば、幣オフィスにあるようなブラックを選ぶか、またはレッドカラーに挑戦してみても良いかもしれません。
ハーマンミラーには、セイルチェアの他にもう一つアーロンチェアという代表的なモデルがあり、こちらはよりシンプルな作業用椅子としてのデザインをしており、あらゆる使用者のあらゆる部屋に問題なくフィットします。
筆者としては馴染みのあるのは会社オフィスでも使用するセイルチェアでしたが、一般的に「ハーマンミラー」として有名なのはこちらのようです。
両者少々値は張りますが、日々の作業スペースにおけるストレスを少しでも削減して生産性を向上させたいというお考えをお持ちの方には手放しでお勧めできる良品です。
また同じような形状でもう少し価格帯が抑えられたイトーキのデスクチェアもお勧めです。
筆者はどうしても「ハーマンミラー」ブランドに拘ってしまいましたが、イトーキもオフィス用品メーカーとしては名高いので、クオリティは保証されているはずです。
こちらはハーマンミラーのセイルチェアよりもカラーバリエーションが豊富なため、是非一度チェックしてみると良いと思います。