全世界待望のAppleによる新作ワイヤレスイヤホン「Power Beats Pro」が7月19日に日本でも発売になりました。
これを発売当初にゲットし、2か月ほど使用した筆者によるレビュー記事です。

超定番ワイヤレスイヤホンAirpodsの落とし穴
全世界で流行りに流行っているワイヤレスイヤホンといえばさすがに誰もが口を揃えて名前を挙げるのがAppleのAirpods。
発売当初は耳からうどんなどと揶揄されたものですが、今や「ワイヤレスイヤホンといえば」と言えるだけの地位を確立したNo.1ワイヤレスイヤホンです。
その着けている様のスタイリッシュさと、Apple製品との親和性の高さで手放せない人が続出中です。

しかしそんなワイヤレスイヤホン界のキングにも一つだけ落とし穴がありました。
“耳の形に合わない”
基本的にはiPhoneの初期装備イヤホン「Earpods」と同じ形状のAirpodsですが、ごくまれにこの形状が耳に合わない人がいます。
そう、私のように。。。
調べると、Earpods/Airpodsをメインで引っ掛けている耳の「対珠(たいじゅ)」という軟骨が小さい方は、引っ掛かりが弱いためAirpodsも同様に装着できないor 装着してもすぐ落ちてしまうみたいです。
このためAirpodsをつけてイキりたくてもイキれない、そんなジレンマに陥ってしまうのです。
このジレンマから対珠小さい族の我々を救う一筋の光が2019年にApple×Beats(ビーツ)より発売されました。
その名も、、、
Powerbeats Pro(パワービーツプロ)
今回私が購入したワイヤレスイヤホンこそがこの、Power Beats Proです。
Apple傘下のイヤホンブランドBeats by Dr.Dre のPower beatsモデルのワイヤレス版がついに実現した形です。
(↓元となったPowerbeats3)
今回発売されたPowerbeats Proの簡単なスペックを紹介すると、
・9時間連続再生可能/ケースにしまって充電すれば合計24時間連続再生が可能
・Apple製品との互換性抜群
・おちない耳フック付き
さて今回はもともと言われている上記のあたりを中心に、実際に購入して2か月が経った今、Airpodsとの比較も織り交ぜながらこの商品をレビューしていきたいと思います。
音楽の再生時間
まず先にも書いた音楽の再生時間について、
公式ページに記載されている数値の、Airpodsとの比較がこちら。
Airpods…1回の充電で最大5時間
PowerBeats Pro…1回の充電で最大9時間
ここのスペックではPowerbeatsが一枚上手でした。
とか言いつつ、専用ケースと常に一緒に持ち歩くことが前提なので、実際はあまり変わらないです。
ケースごと充電するので、どちらも充電切れの心配はほとんどなし。ドロー。
(ケースの充電もマックスであれば、どちらも最大24時間連続再生可能だそうです。)
引用(airpods):https://www.apple.com/jp/airpods/
引用(Powerbeats Pro):https://www.beatsbydre.com/jp/earphones/powerbeats-pro
音質
色んな所でレビューされているように、さすがBeatsのイヤホンだけあって、音質はAirpodsよりも上。
良し悪しを言語化するのが難しい、”音質”ですが簡単に例えるなら、iPhoneに最初からついているイヤホン(Earpods)と、定価2万円のpowerbeats3の音質の違いと同じと言ってもいいでしょう。
そのくらい”さすがに”差が出てくるのがこの音質部分です。
Beatsシリーズの特徴である重低音の強調は間違いなく、EDMなどを聴く方にはなおさらおすすめです。
着け心地
Airpodsが耳に合わない筆者が最も語りたかったのがココ!
耳の上から引っ掛けるタイプで、全く落ちない。
インナーイヤホンタイプってのも個人的にGoodです。
Airpodsにどうしても違和感を感じてしまっていた方は是非一度、近くの家電量販店で試し付けしてみてください。
因みに、公式でも言われているようにスポーツ利用を想定されて作られているので、最近ジムでこのPowerbeatsProを装着してガンガン走っている方をよく見かけるようになりました。
どんな体制の変化にも対応してきて、ここについてもAirpodsに完全勝利していると言っていいのではないでしょうか。
カラバリ
地味にうれしいのがカラーバリエーションの豊富さ。
白一択のAirpodsに対して、黒をメインに4色展開のPowerbeatspro。
とはいえ一番無難な黒を選んでしまいがちなザ・日本人こと筆者でした・・・。
Apple製品との互換性の高さ
これはAirpodsもPowerBeatsProも同じように優れた点なのですが、とにかくサクサクiPhoneやMacといったAppleデバイスと繋がってくれます。
接続デバイスのBluetooth切り替えも素早く、iPhone2台持ちの筆者からしたらスゲーありがたい。
またiphone上なんかで電池残量も確認できたりして、iPhone使ってる人は早くこの感動を味わえって感じです。

最後にPowerbeatsProのデメリットも本音で語ろう
4~5時間つけ続けると、流石に耳が痛くなる
耳に引っ掛け系のイヤホンあるあるですが、長時間ずっとつけ続けるのはちょっとしんどいです。
PowerbeatsProはつけていても外部の音が遮断される訳ではないので、音楽を効かない時もつけっぱなしでもなんら問題なく生活できてしまうのですが、途中で耳の上あたりが気になり始めます。
Powerbeatsをつけながら電話するのが好きな筆者的には、ここのストレスが改善されて文字通り24時間つけっぱなしで生活したいものです。。。
ケースがポケットに入れるにはデカすぎ
Airpodsに完敗している部分といえばこれ。
デカい。
かっこいいんだけど、ポケットには入らない。
最近流行りのミニマリスト的には、出かけるときに少し困ってしまいそう。
とはいえこればかりはどうにもならないか。
デザインのスタイリッシュさは好みにもよりますが、、、Airpodsには勝てへんッ・・・!!
デザインのオサレ感はどうしてもAirpodsの衝撃には勝てないような気がしてしまっています。
Appleの恐ろしさを身にしみて感じております。。。
とはいえこれについては好みの問題。
Powerbeatsのスポーティな感じが好みの方であれば、こっちの方がかっこよく見えるでしょうし、ここは個人の趣味に完全に依存する部分です。
さいごに
レビューを最後まで読んでくださりありがとうございました。
Airpodsとの比較すべき部分がよくわかっていただけていれば幸いです。
本記事を参考に、是非自分に合った快適なワイヤレスイヤホンを見つけていただければと思います!