テレビのHDMI端子に差し込むだけで、いろいろなアプリが使えるAmazon Fire TV Stick、とても便利ですよね。
しかし、長く使っていると動きがカクついてきたり、ボタンを押してから反応して実際に動くまでの間にラグが生まれてイライラする、なんてことありませんか?
TVを見ている時ぐらい何も考えずにサクサクと操作したいものです。
そこで今回はそんなファイヤースティックの動きを改善するための施策をいくつかご紹介します。
Fire TVの再起動
パソコンで調子が悪い時に再起動を試すのと同じように、Fire TVでも一度電源を落としてまた付け直してみるとリモコンの反応が回復することがあります。
やり方はFire TV Stickをテレビから抜いてまた挿し直す、これだけです。
基本的には大丈夫なはずですが、やり方が悪いと破損にも繋がりかねませんので、あくまで自己責任で、優しく丁寧にお願いします。
リモコンの電池を取り外してもう一回戻す
古くからリモコンの反応が悪いときの応急処置として広く知られてきたこの方法。
非常にアナログではありますがかなり効きます。
電池の接触をリセットして、内部の電気の感応度を高めていきます。
とはいえこれはあくまで応急処置でしかないので、本気で試すのであれば新品の電池と入れ替えて反応を試してみましょう。
ちなみにFire TV の電池は単四ですのでお間違い無いよう。
Wi-fiの接続状況の見直し
繋げているネットワークの状況を確認しましょう。
電波のマークが弱くなっていたら、あまりいい場所にテレビを配置できていないので部屋の模様替えも一つの選択肢としてはありです。
また見た目上電波はビンビンなのになんか反応が悪い、というときはWi-fiの電波そのものがイケていない可能性も考えられます。
Wi-fi側の再起動を試してみるか、もはやより良い回線への切り替えを検討しましょう。
戸建てにお住まいの方や、マンションでも特に制限がない方であれば光回線を引くのが圧倒的におすすめです。
最初の手続きに少々手間がかかりますが、基本的にオペレーターの方になんでも教えていただけるので全く難しさがありませんし、制限なく高速回線を使い続けられる環境はこれからの時代で必ず必須となってきます。
特に動画配信サービスでの視聴やオンラインゲームをする方にとっては、少しの遅延が多大なるストレスにつながってくるので、早めにこの障害をクリアしておくべきです。
もしどうしても光回線が引けないお家にお住まいの方は、高性能ポケットWi-fiの契約がおすすめです。
S○ftbank Air やU○WiMAXのような大手事業者の提供する「置くだけWi-fi」的なサービスは、導入費用も安く簡単ではあるのですが、意外とすぐ速度制限がかかったり、多くの人が電波を使うであろう時間帯(昼ごはん時や夜のゴールデンタイムの時間、寝る前の時間など)は非常に速度が遅くなったりと、これまたストレスが多いので要注意です。(実体験)
買い替え
Fire TVが出始めの頃に購入された方の場合、シンプルに劣化や、あとは最新版とのスベックギャップが生じている可能性があります。
ソフトウェア側も今日までに色々とアップデートされて中身が変わっているので、古いリモコンだと満足に反応するだけのスペックが足りていない可能性も考えられます。
最新版のFire TVであれば4K対応やAlexa音声認識対応が標準装備されているので、少し反応が悪くなってきたなと感じたタイミングで買い替えを検討してみるのも多いにありでしょう。
因みに、最近ではFire TV Stick ではなくFire TV Cube という上位デバイスまで出てきています。
形も可愛くて他にも出ているタブレット方などとも一線を画しています。
また、既にAlexa対応機種をご購入されている場合は是非Alexaと一緒にFire TV を使ってみてください。
音声でかなりの部分がコントロールできるので、リモコン操作が遅いと感じても声で大体の部分をカバーできます。
Alexaを搭載するEchoも日々進化を遂げ、その認識精度や反応速度が向上しているので、最新版をチェックしてみると良いと思います。