コンサル級の資料作成能力を手軽に身に付けるための本とWebサイト【PowerPoint(パワポ)/Keynote(キーノート)】

コンサルティング

コンサルに入社して早数年。

まだまだ社内では若手に当たる未熟者な私だが、この数年間を通じて身に付けたスキルの中で他業界の同年代に比べてこれだけは「優れている」と、ようやく自信を持って言えるようになってきたスキルの一つがパワポこと「Microsoft Power Point」の扱いだ。

どの仕事においても必須スキルと言えるこれら「Microsoft Office系」ソフトウェアの扱いだが、友人なんかの話を聞いているとどうもこの辺のイロハを体系立てて理解し、効率的に使えているビジネスマンというのはまだまだ少ないように思う。

もちろん、こんなパワポやエクセルのスキルなんかはただのツールでしかなく、ここを極めようとするのは本質的では無い。

だからこそ、こんな本質的では無い部分のスキル育成に時間をかけるのではなく、基本的なイロハをパパっと叩き込んで、本当に自分が極めたいことに時間を使えるように、効率的にパワポを習得していこう、というのが本記事の趣旨である。

 

綺麗な資料を作れるだけで昇進できるような時代は終わったが(一昔前はホントに割とそう言う傾向があったらしい)、このどこへ行っても求められる「資料化」スキルを身に付けているに越したことは無い。

これを身に付けるのに一番オススメなのが何よりも「経験」であることには間違いはないが、なにも必ずしも筆者のようにこの辺をビシバシ鍛えてもらえるコンサルティングファームに入らなくたってパワポスキルを身に付けるのは簡単だ。

今回は、そんなパワポのイロハを効率的に学び、仕事に役立てたいというビジネスパーソンが、参考とすべき書籍Webサイトをご紹介していこう。

なお、最近のトレンドとしてMicrosoftのパワポ(PowerPoint)ではなく、Apple社が提供する同様の資料作成ソフトウェア、”「Keynote」で資料作成をすべき”と言う論調があるが、これには筆者も一部同意している。

そのため、今回は”パワポ”に限らず、Keynoteも含む全ての資料作成ソフトを使うにあたって参考となるような書籍・Webサイトのみを紹介していくつもりだ。

それでは早速紹介に入っていこう。

 

おすすめ書籍:「外資系コンサルのスライド作成術ー図解表現23のテクニック」

これだけ読めば十分。いや、十二分。

正直、世の中にはゴマンと「外資系コンサルの〜」といった感じで始まる資料作成系書籍が存在しているが、とりあえずこの本さえ読んでおけば間違いはないだろう。

私の体感ではあるが、この本は一番定番かつ一番有益として業界内でも一目を置かれており、コンサルとして働くほぼ全ての人間が読んでいる、または読むことを勧められている本であると言える。

この本には、「ショートカットキーを使え」だとか「文字の装飾はこうしろ」だとかと言った、資料作成の本質からズレたような無駄な情報はなく、「美しい=伝えたいことが伝わる スライドとは何か」がしっかりと記載されている。

この本さえ読んでおけば、ほぼ全ての人が無駄のない洗練された資料を作成できるようになることだろう。

なお、実際に仕事の中で経験を積んでいく機会が少ない方のために、このような実例から「学ぶリアルテクニック」という補助本も出版されている。

コンサルの世界では、意外にも”過去の(他人が作った)資料をパクる”という行為は禁じられるどころか推奨されている。

このような、実例を見て学ぶことができれば成長スピードがグングン上がっていくことに間違いないため、普段パワポを作ることはあっても、仕事の環境の中で”優れた資料”を目にする機会が少ない、というような方はこちらの補助教材も併せて入手することを強くお勧めする。

資料作成をマスターしたら、実際に人に”伝える”力を磨こう

先に述べたように、とりあえずは上記の本を読んで全てを吸収することができれば、他に読む必要はないぐらいだが、資料作成した後、その内容を人に”伝える”と言う部分を学ぶためにお勧めしたい教材がこちらである。

タイトルの通り、プレゼンテーションに関する本であり、こちらもコンサル業界では定番中の定番として長きに渡り読み続けられている。

今回の趣旨である「資料作成」とは全く関係ないため詳細の説明については割愛するが、ビジネスパーソンとして上に行くためには必ず求められるようになってくるスキルであるため、一読をオススメする。

おすすめテンプレート:「Azusa」他2つ

資料作成にあたり、私が強くオススメしたいのが、テンプレートの使用である。

テンプレートを使用することには様々なメリットがあるが、大きく2つ挙げるとすれば

  • 作業が効率化できる
  • 統一感が出せる

といったところ。

度々コンサルティングファームの話ばかり出して申し訳ないが、コンサル各社は自社の「テンプレート」というものを持っており、社員全員にこのテンプレートの使用を命じている。

各社共に、自社のテーマカラーを基準としてなかなか計算され尽くした美麗なテンプレートを持っているが、これを使うことによって、日々膨大な数の資料を作るコンサルタント達は高速で資料作成のPDCAを回せている(作業効率化)し、社員全員が同じテンプレを使用することによって人によってブレが出ることのない、”会社”としての色が出た資料(統一感)に仕上がっている。

兎にも角にも、良いテンプレを見つけて、同じトーン&マナーの下、高速でスライドを作りまくるのが成長への第一歩だと考えているため、今回は個人的にオススメのテンプレートをいくつか紹介していきたい。

AZUSA(Keynote用テンプレート)

大体いい感じになる Keynote テンプレート

リンクから簡単にダウンロードができる「AZUSA」は、Apple社の資料作成ソフトKeynote用のテンプレートにはなるが、恐ろしくシンプルかつ綺麗で個人的に非常にオススメのテンプレートの一つである。

エンジニアの方が利用することまで想定されていて、CODEをそのままスタイリッシュに貼り付けられるようなブロックまで用意されている。

大体いい感じになる Keynote テンプレート」と紹介されている通り、なんとなく作ってみても大体いい感じになってくれるため是非一度使ってみていただきたい。

なお、もちろんダウンロードは無料である。

 

(追記)

なお、「更に大体いい感じになるkeynoteテンプレート「Azusa Colors」」という進化版もリリースされている。

こちらでは、紺と緑を基調としていた前作から、より多くの色を使えるようになっている

個人的には、元々のAZUSAのシンプルさが好みだが・・・。

 

図解クリエイターさい さんによるテンプレート(パワポ・Keynote両方あり)

https://note.com/aragakisai/n/n90b0f1b7594e?creator_urlname=aragakisai

こちらのnoteリンクからダウンロードできる、「図解クリエイターさい」さんが作成したテンプレートも、シンプルでかなりオススメだ。

文字を入れ替えるだけでシンプルでそこそこオシャレなプレゼンスライドが作れちゃうテンプレート」と銘打たれたこちらのテンプレは、かなりのパターンの「枠組み」のようなものがあらかじめ用意されていて、本当に文字を入れ替えるだけでスタイリッシュな資料が完成してしまう優れもの。

PowerPoint・Keynoteいずれにも対応している万能具合。

これはとりあえずでも良いので、ダウンロードしといて損は無い(もちろん無料)。

既にnoteのいいねは500を超え、評判も超高いこのテンプレですが、前述のAZUSAとはまた違った良さがあるので見比べてみても良いかもしれない。

 

おさらい

コンサル級の資料作成スキルを身に付けるための極意として、

  1. 本を読み、”資料作成”のイロハを学ぶべし。
  2. テンプレを使い綺麗かつ効率的に資料作成を進めるべし。
  3. 資料作成を極めた後は、資料の内容を上手く伝えられるように精進すべし

というのが私からのレコメンドである。

今回紹介した本やWebサイトを使って、学んでみて是非仕事に活かしていただきたい。

 

本で学ぶだけでは物足りない、実際にスピード感ある仕事環境の中で学び実力をつけ市場価値を高めていきたいと言った方には、今回紹介した資料作成やその他ジェネラルなビジネススキルをハイスピードで学べるコンサルティング業界というのはやはりオススメである。

コンサル転職の可能性を検討してみると言うのも一つの手段ではある。

コンサルなどハイクラス転職を目指す方向けサイトLiiga(リーガ)

noteでも外資コンサルについて発信中だが、まだまだ私も未熟な身。

日々の学びの中で、より良い本やテンプレを見つけた時には、アップデートをお伝えしていきたい。