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ツイッターが生んだ新たな文学、メンヘラ系書籍の魅力

Twitterという魔境に一定数生息している“メンヘラ”と呼ばれる生命体をご存じだろうか。

その生命体は“しゅきぴ”や“かれぴ”、“担当”などと呼ばれる哺乳類に寄生し、その体液をすすることでしか生命活動を維持することのできない儚い存在だ。

そんなメンヘラ達はTwitter上で日々の生命活動の様子を発信し、同じ種のメンヘラ同士で共有・共感し合う習性を持っていることが多い。

その発信の方法は人それぞれで、140字めいっぱい支離滅裂な文章を書き連ねる種、ポエムのような短文をこれまた支離滅裂に並べる種、中にはわざわざ画像や渾身のイラストなどを使用して自身のどうしようもない恋愛観を発信したがる種まで存在している。

そんなメンヘラ達の中から時に、 同種からあまりに多くの共感を呼び、多くの“フォロワー”と呼ばれる群れを形成する異端種が現れることがある。

彼らの持つ共感性の高い思考や経験と、それを発信する際の優れた言語化能力が有象無象のメンヘラ達の脳の中枢を支配し、盲目に“いいね”や“リツイート”などと呼ばれる一種の排泄活動を促すのである。

これらの排泄物が蓄積された結果、“バズ”と呼ばれる一種の災害が起こり、一瞬にして彼らの生命活動の様子がメンヘラ種以外の地上の生命体の目に触れることとなるのである。

大抵の地上の生命体はこれらをスルーするものの、一部の生命体はこの災害を巧みに文学として昇華させることに成功した。

そうした結果生まれたのが、

Twitter発メンヘラ系書籍

の数々である。

有象無象のツイッターという宇宙において、人知れず弾けたビッグバンについて興味を持った方は、以下に代表される書籍を手にして、その独特の空気感に身を委ねてみてはいかがだろうか。

 

嫌いになれるまで好きでいたいし、自分のことも好きになりたい

今メンヘラ系執筆家の顔となりつつある、ニャン氏による最新書籍。

もはや彼の宗教的影響力は人知の域を優に超え、一般人がつぶやいたところで1いいねもつかないであろう駄文にすら1万を超えるいいねがつくようになっている。

今やインスタグラムでのポエムストーリーや、Youtubeでのメンヘラあるある動画など、活動の幅を大きく広げるメンヘラの顔だが、彼の神髄を知りたくばその書籍から伝わる異様な空気感を肌で感じると良い。

 

好きな人のよさをわかってるのは永遠に自分だけでいい

著者名:メンヘラ大学生

著者名とタイトルから、既に十分に満腹状態の読者も多いことだろう。

Amazonカスタマーレビューがきれいに賛否両論別れている様子からも、どういった内容の書籍か何となく冊子がつく。

しかしその我々の口からは何とも言い難い“寒さ”、“むずがゆさ”のようなものが、このメンヘラ文学を文学たらしめるのである。

 

愛、という文字の書き順は教わっても愛し方までは教わってこなかった

0号室著のこの書籍は既に30万部を超える売り上げを達成するほどに多くの共感を呼ぶ書籍となった。

これら書籍の購入者にあたるメンヘラ種たちは、読後の“共感”を現わす際にある独特な鳴き声を出して鳴く。

“わかりみが深い”

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