レペゼン地球とのコラボに登場し注目度が急上昇した超個性派クリエイター、franz k endo。
注目が集まるクリエイターに便乗する形で彼の紹介記事を執筆し、トレンドの最前線を突っ走りたいと思う。
とはいえ、彼の魅力をテキストで紹介しようなどというのは愚行に過ぎず、あくまで本記事は彼がどういう作品を世の中に発信する「型破り」な男か、ということを知らせる目的にのみ絞った記事としたい。
詳細が気になる読者は彼のアートワークを自らの目で鑑賞する他に道はない。
クセが強すぎる自作アニメーション(?)で注目を集める
彼の代表作(と呼んでいいのかは不明だが。)がこの「ごめんなのび太、このフロアは縦ノリなんだ。」だ。
こういった類いの、ドラッグ服用中を連想させるような色使いや、支離滅裂・理解不能な動画内容がTwitterでバズり、「見る/観る麻薬」という異名が知れ渡っていく形となる。
そしてこの他にも、Youtubeに上がっているドラえもん関連の動画が他人に無断転載されるなど、一部の熱狂的なファンからの支持が次第に大きくなり、今回のレペゼンコラボへと繋がったと考えられる。
無秩序すぎるYoutubeチャンネル
おそらく彼の動画にどっぷりハマっている視聴者が最も快感を得る(?)動画がこの、ドラえもんを題材にしながらも意味不明な世界観の中で様々な細かいネタが繋がれたMAD動画である。
ただでさえ説明が難しいためもはやすぐにこの動画を見て頂きたい。
どっからもってきてんねん、とツッコみたくなるような細かいネタから、自作の意味不明なネタ、海外ネタなど、無限大の引き出しの中からピックアップされた元ネタを、サイケデリックなドラえもんの映像に乗せて異常なスピード感で視聴者の脳の奥に届けてくれる。
Youtubeのコメント欄ではこの元ネタのうちいくつを知っていたかというマウンティング合戦が展開されており、動画本編にも引けを取らないぐらいのカオス【混沌】が繰り広げられている。
しかしだが、こちらの動画の概要欄にも記載がある通り、動画作成者franz k endo氏本人はドラッグ服用を否定。
生まれながらにドラッグを連想させる世界観を持った、天才なのである。
俺はどれでもない、型を破りたいだけ
これまでに紹介しただけだと、ドラえもん関連のMADを作る人というイメージを持たれがちな彼だが、本当のところはゲーム実況や音源制作まで行う、実に多彩なクリエイターなのである。
これを普通のゲーム実況とは呼んでいいものかは怪しいが・・・。
そんな彼は、「イカレ」「サイコ」といったしばしば自身に対して向けられる言葉に対するアンサーを曲として公開している。
俺はどれでもない、型を破りたいだけ
ドラえもんというピースフルなコンテンツをあそこまで混沌に仕上げる技術を持っていながら、こんなカッコいい感じのMVも出してしまうなんて、なんだかクリエイティブの神に愛されすぎていてずるいようにすら感じる。
これからも、彼のような既存の型を破るクリエイターがたくさん生まれてくれることを願う。